タトゥーをどこに入れるかは自分の体の面積分だけ選択肢がありますが、数ある部位の中でも背中は人気部位のひとつです。
ですが、やはりタトゥーや刺青を入れる際には料金や痛み、時間、後悔しないかなど様々なことを考えた上で施術に臨まなくてはなりません。
この記事でご紹介すること
- 痛みはどれくらいなのか
- 時間はどれくらいかかるのか
- 料金はいくらくらいかかるか
- デザインはどんなものが良いか
- 後悔しないか
今回は背中一面にタトゥーの入っている私が、背中のタトゥーに関する全てをご紹介していきたいと思います!
タトゥー・刺青の基本知識
まずはタトゥーや刺青に関する最低限抑えておきたい知識をおさらいしたいと思います。
少なくともこれらは意識した上で施術に臨んで下さいね!
そもそもタトゥーって?
そもそもタトゥーや刺青は、主に針で皮膚に傷をつけて、その傷口に専用の墨汁やインク顔料を入れることで模様や絵を描くことです。
タトゥーを入れる目的は主にファッションですが、ファッション感覚で入れる他にも、『一生消えない』ということから転じて、自身の決意や意思を固めるために刺青を入れる方もいます。
タトゥーを入れられない人もいるので、自身はこれらに該当しないかも確認して下さい。
タトゥーを入れられない人
- 18歳未満、高校生であっても不可
- 持病の皮膚病がある方
- 薬物・アルコールを服用している方
タトゥーや刺青は法整備が整っていないということもあり、これらは全てタトゥースタジオのハウスルールであったり、地方自治体が定めた条例です。
逆にいうと、18歳以上で健康体であればどなたでもタトゥーを入れることができます。
タトゥーや刺青は簡単には消せない
周知の通りかもしれませんが、タトゥーや刺青は一度入れると簡単には消すことができません。
現在は医療技術が発達し、昔に比べるとキレイに消せるそうですが、少なからず彫り後が残ったり、ミミズ腫れのような痕跡が残ったりするそうです。
原則として『一度入れると完璧には消せない』というのは必ず頭に入れておきましょう。
デメリットの方が大きい
どれだけ社会貢献をしようが、どれだけ可愛いらしいデザインにしようが、タトゥーや刺青が入っているというだけで不利に働くことばかりです。
「タトゥーが入っているだけでこんな対応を受けるのは差別だ!」なんてことを言う方もいますが、考えが甘すぎます。
少なくとも世間の風当たりはあまり良くないというのも理解しておきたいですね。
背中にタトゥーを入れる!
ではここからは本題でもある背中の刺青やタトゥーについてご紹介していきます。
施術前に知っておいて損はないので、是非最後までお付き合い下さい!
痛みはどれくらい?
人によって痛みの度合いは違いますが、私は「絶えられない痛みではない」といった表現をします。
また、一概に背中と言っても、骨の上と脂肪部分とでは全然痛みが違いますし、施術が始まった直後と、施術の後半とでも痛みの度合いが違います。
私は最長で8時間ぶっ通しで施術したことがありますが、後半なんてほとんど失神しているような状態です。(笑)
最初のうちは場所によって悶絶する程度ですが、一定時間を越えると訳わからなくなってくるんですよ。(笑)
痛みについて詳しく知りたい方は別の記事もご覧下さい!
時間はどれくらいかかる?
こちらもデザインによって変わってくるので、一概には言えませんが、一面となれば超少なく見積もっても合計で20時間はかかります。
もちろんそれだけ時間がかかるので、一日で終わらせることはできません。
一日で施術するのは大体2~4時間というところでしょうか。
なので先ほど私の経験談としてご紹介した8時間という施術時間は極めて異例で、仮に時間的余裕もあり、スタジオに予約の空きがあってもとれないケースがほとんどです。
8時間もの施術に耐えられる人は大勢いますが、施術に耐えられたとしても翌日以降の体調や日常生活に支障をきたすことが多いためですね。
こちらも詳しいことは別の記事でもご紹介しています!
参考
料金はどれくらいかかる?
背中一面のタトゥーや刺青は時間制の料金となるケースがほとんどです。
ポピュラーなハガキサイズのタトゥーやコピー用紙サイズのタトゥーであれば、ひと作品につき6万円などと明確に決まっていますが、それ以上の大きなデザインは施術にかかった時間に応じて支払います。
こちらもタトゥースタジオによって変わってきますが、1時間あたり12,000円くらいが相場です。
先ほどご紹介したように、少なくとも20時間くらいはかかるので、最低でも25~30万円くらいは予算として見ておいた方が良いでしょう。
また、こちらは一括で支払うのではなくその日の施術時間に応じてその都度支払いをします。
デザインはどんなデザインが良い?
「お好きなものをどうぞ!」と言いたいところですが、背中は体の部位の中でも最も大きなキャンパスです。
細かい絵や模様は他の部位でも入れることはできますが、大きなデザインは入れる場所が限られています。
背中は特に入れられる範囲が広いのでデザインも大きくて美しいものを選ぶ方が多いですね。
後悔しない?
一生ものだとしっかり理解した上で入れると後悔はしません。
ですが、長期的な目線で考えて後悔はしなくても、瞬間的に後悔することは多々あります。
代表的なシーンでいうと、スーパー銭湯に行けない、プールに行くのも一苦労、保険に入るのも医療機関に診断を受けるのも一報しなくてはならない等々。
参考
我慢すれば良いようなことならまだしも、私の知人はタトゥーが入っているということで、婚約者の両親から結婚を断られたという事例も聞いたことがあります。
その他にも状況によっては刺青入っているだけで刑事事件になったりするかもしれませんよ。
参考
私も実際に入っているので、批判するわけではありませんが、タトゥーや刺青が入っているというだけで一般の方とは違う対応を受けます。
背中は比較的後悔しづらい
ただ、背中は他の部位に比べて後悔しづらいという意見が多いです。
背中は服を着てさえいれば隠れるので、お客さんや取り引き先と付き合いのあるサラリーマンにも人気です。
中には、生活を共にする家族以外には知られていないという方もいます。
大人になると人前で服を脱ぐ機会なんてなかなかありませんからね。
そういう意味では背中はオススメの部位です。
背中のタトゥー・刺青まとめ
何度も申し上げて恐縮ですが、タトゥーや刺青は一生モノですし、とっても大きな買い物ともいえます。
私も様々なシーンやデメリットを考えた上で入れる決意をしましたが、やはり想定外のシーンもこれまで多々ありました。
そんな私の経験をもとに、この記事がこれから背中にタトゥーを入れる方の何かの参考になればと思います!
文中でもご紹介しましたが、タトゥーについてはいくつか他の記事も執筆していますので、是非合わせてご覧下さい!
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記事カテゴリー:タトゥー・刺青
本日も一読ありがとうございました!