ゴローズはフェザーなどのシルバージュエリーも人気ですが、革製品も非常に人気です。
そもそも元は高橋五郎氏による革製品のお店。
そんなゴローズの原点とも言える革製品の中でも屈指の人気を誇るのがベルトです。
Tシャツにジーンズというシンプルなコーデでもベルトがキマっていればそれでいい!
今回はゴローズのベルトの歴史とベルトの購入方法をご紹介していきたいと思います!
ゴローズ”ベルト”の歴史
高橋五郎氏の”モノ作りの歴史”は高橋五郎氏が中学生の時期にまで遡ります。
先ほど「革製品はゴローズの原点だ」とご紹介しましたが、その中でもベルトはまさにゴローズの”原点の原点”。
まずはゴローズのベルトの歴史についてご紹介します。
レザークラフトと出会う
中学生になった高橋五郎氏は、当時臨海学校という学校行事に参加した際にレザークラフトでモノ作りをしていたアメリカ駐留兵と出会います。
レザークラフトの魅力に引き込まれた高橋五郎少年は、その後もレザークラフトに没頭、師匠とも言えるアメリカ兵が米国に帰国する際、そのアメリカ兵は自分が使っていた道具7本を高橋五郎氏に渡したそうです。
あっという間に技量がどんどん上がっていく日本の少年を見て何かを感じたのでしょう。
ですが、この段階ではまだ趣味の程度でしかありませんでした。
商品化
その後もレザークラフトの技術を磨き続け、高橋五郎氏が商売を始めたのは中学を卒業した16歳の頃。
上野アメ横にあった中田商店というお店に自分の作った革製品を持って営業に向います。
その革製品こそがベルトです。
中田商店の店主である中田忠夫氏、間違いない目利きで高橋五郎氏の作ったベルトを見た直後、当時16歳の少年が作る原価180円ほどのベルトを900円で100本注文いれたそうです。
商売として確立
言葉も通じないアメリカ兵が、何かを感じて道具を託し、少年だからといって目利きを誤らなかった中田商店が注文を入れる。
様々な人に助けられ、高橋五郎氏はモノ作りを生業とします。
ゴローズのベルトは創立者である高橋五郎氏が初めて商品として作った特別な製品です。
現在のgoro'sベルト
出典:http://www.5pr.net/goro/album1.html
歴史のあるゴローズのベルトですが、現在も尚その人気は衰えません。
基本はシルバーのバックルにサドルレザーのベルト。
さらにそこからコンチョを着けたり自分好みに装飾することも可能です。
着用しているうちに、革は自分の身体に馴染んでいき、シルバー部分は経年の渋さがでてきます。
かなりの種類がありますが、個人的に一番魅力的に感じるデザインをご紹介します。
小イーグル付きベルト
▲タップして商品ページへ
4cm幅の細長大バックルに太陽に向かっていくイーグルを表現したまさに完璧ともいえるデザイン。
私がゴローズのベルトを始めて見た際に感銘を受けたのが穴を留めるフック部分です。
こんなところまでイーグルの顔に・・・。
さすがは高橋五郎氏の作品、細部まで一切の誤魔化しがないアイテムです。
ベルトの注文方法
小イーグル付きとか極端なデザインはなかなかお目にかかれませんが、ベルトはタイミングが良ければ買えます。
ですがその日に腰に巻いて帰ることはできません。
その辺りも踏まえて、最後にベルトの注文方法をご紹介していきます!
ですがあくまで私がベルトを購入した際のことですので現在の流れとは少し異なるかもしれません。
あくまで参考程度にご覧いただければと思います!
バックルがあるか確認
ベルトはカウンターショーケースの一番右側に値札無しで陳列されていることが多いです。
値札がないということはある程度人を見て販売しているという解釈ができますが、当日バックルが並んでいれば注文可能です。
逆に言うと、バックルが無ければベルトは購入できません。
あくまで憶測ではありますが、大イーグル付きのベルトなんかはあっても並ばないと思います。
完全受注生産、オーダーアイテムということですね。
ある程度どのベルトはオーダーでどのベルトはレギュラーかというのはなんとなくわかりますが、種類が膨大ですので割愛させていただきます。
店員さんに聞いてみよう
並んでいるバックルの中で好みのバックルがあれば店員さんに聞いてみましょう。
「ベルトいけますか?」
とかそんな感じでOKです。
店員さんの合意が得られれば
「どのバックルにする?」
って聞かれると思います。
また、この際にベルトの革部分にコンチョなどを着けたい場合は同時に相談してみても良いでしょう。
サイズを測る
バックルが決まればその場で腰回りのサイズを測ってもらいます。
リングやブレスなんかと同じで、自分でサイズを選んで注文することはできません。
その時の体型に一番ジャストのサイズで作られます。
恐らくサイズも70cm、80cm・・・・みたいな感じで数パターンほどしかないと思いますが、大きめを指定したりすることはできません。
オーダーシートを受け取る
バックルはありますが、革はその場にないので当日着けて帰ることはできません。
後日受け取りにくることになるのですが、その際に商品と交換するオーダーシートをもらいます。
この複写式のオーダーシートには日付、ベルトのバックルの名称、ベルトの長さ、担当した店員さんの名前などが記載されています。
「できたら電話するから。」
と言われればベルトの注文は完了です。
後日電話がかかってくる
ベルトが完成すれば後日ゴローズから電話があります。
ベルトを取りに行く際は並ばなくてOK、通称並びスルーです。
ですが当日は商品は買えませんのでご注意下さい!
さいごに
今回はゴローズのベルトの歴史とベルトの購入方法についてご紹介しました!
現在はもしかすると注文方法が変わっているかもしれませんが、何かの参考になればと思います!
本日も一読ありがとうございました!