羽屋でございます!
皆様、TUDORという時計ブランドをご存知でしょうか?
発音が際どいので、チュードルやチューダーなんて呼ばれ方もしていますが、現在日本の腕時計業界で最も注目されているブランドです。
古参の伝統ブランドには敵わないというのは腕時計業界の鉄則のようなものですが、このチュードルという時計は例外。
今回はTUDOR(チュードル)の魅力を一挙ご紹介していきたいと思います!
TUDOR(チュードル)って?
まず初めに、チュードルという時計の基本的な情報をご紹介します!
ROLEXファミリーといわれる時計
このチュードルという時計が日本で一躍注目を浴びている要因はロレックスとの関係性です。
何を隠そうこのチュードル、ロレックスファミリーと呼ばれる姉妹ブランドなんです。
「有名芸能人お墨付き!」なんてキャッチコピーはよく聞きますが、このチュードルはそもそも根がロレックス。
ロレックスの「技術」や「信頼」も受け継いでいるわけですから、話題となるのも当然と言えるでしょう。
ハンス・ウィルスドルフ
冒頭の文面から”新しくできたブランド”という印象を与えてしまったかもしれませんが、実は創業80年を超える歴史ある時計ブランドです。
1926年にハンス・ウィルスドルフという人によって立ち上げられたのですが、この男がとにかくヤバい奴。
実はこのハンス・ウィルスドルフという男、ロレックスの前身会社「ウィルスドルフ&デイビス」を立ち上げたとんでもない人で、腕時計を実用レベルまで高めたパイオニア的存在です。
そんなハンス・ウィルスドルフが「ロレックスの技術と信頼をもって確固たる品質と先駆性を備えた時計を作りたい」という想いで立ち上げたのがこのチューダーです。
2018年10月31日日本上陸
なぜ今まで日本で取り扱われなかったのかわかりませんが、とにかくそんな超人気ブランドがやっと日本でも取り扱われるようになりました。
2018年12月現在、東京大阪を中心とした百貨店に5店舗展開される予定です。
今回の日本進出でTUDORは世界の主となるマーケットへの進出が完了しました。
日本はかなり遅れていたということですね。
TUDORの特徴と魅力
人気の秘訣にも触れていかなければなりません。
まず始めに、肝心のデザイン。
●GMTシリーズ
出典:TUDOR公式
お気づきかと思います。
パッと見た印象はロレックスのGMTそのものです。
ここまでロレックスのデザインと酷似しているのに、ロレックスグループはなぜチュードルという時計ブランドを展開したのでしょうか。
その理由こそ、このチューダーの最大の魅力でもある”ロレックスとの住み分け”といった面です。
TUDORの価格帯
もちろんロレックスと同じく、ピンからキリまでありますが、先ほどのGMTシリーズで比べてみましょう。
ロレックスGMTⅡマスター | 国内定価約80万円 |
TUDOR BLACK BUY GMT | 国内定価約40万円 |
ロレックスに比べてチュードルの国内定価は約半値。
リーズナブルな価格で提供しています。
半値を実現した秘訣はムーブメントと呼ばれる内部のパーツに隠されています。
ロレックスのムーブメントは自社製のムーブメントを採用していますが、このムーブメントがとにかく高い。
反面、チューダーのムーブメントはETA社製の汎用ムーブメントを使用しています。
他社製のムーブメントを採用したことでこの価格を実現したわけですね。
その他の部品は全てロレックス製なので、簡単に言うとムーブメントの違うロレックスということですね。
・・・ムーブメントが心配ですか?
確かにムーブメントって時計の命とも言えますからね。
ですがご安心下さい、ETA社製のムーブメントもオメガやパネライなどの高級時計に使われるムーブメントです。
手に入りやすい
以前ご紹介したデイトナマラソンという言葉が生まれるように、ロレックスの人気のモデルって本当に手に入らないです。
仮にお金があったとしてもです。
ですがこのチュードルは”今のところ”在庫も豊富にありますので比較的手に入りやすい。
国内正規店に行けばその日のうちに腕に巻けると思います。
入手が比較的に用意だということも魅力のひとつですよね。
TUDORまとめ
つまり、今回ご紹介したチューダーという時計はロレックスには手が届かないけどロレックスくらい間違いない性能の腕時計が欲しい!という方に向けて展開された時計ということです。
”性能と価格”の両方をバランスよくとった時計ブランドですね。
「ん~、こっちで良いかな」という方も多いのではないでしょうか?
本日も一読ありがとうございました!