ロレックスのディープシー Ref.116660はご存知でしょうか。
バーゼルで新作の発表があったことから、現在は生産終了となったモデルです。
販売当初こそ人気はそれほどありませんでしたが、その後人気に火が付き、フラッとお店に行っても在庫がなくて買えないようなモデルでした。
手に入れようとするとそれなりに足蹴無く正規店に通わないといけない。
実は私、縁があってこのモデルを所持していたのですが、今回は私がロレックスのディープシー Ref.116660を手に入れるまでの経緯をご紹介したいと思います。
ディープシー Ref.116660
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ケース素材 ステンレススチール
ブレス素材 ステンレススチール
ブレスタイプ オイスターブレス
ベゼル セラミック製逆回転防止ベゼル
風防 サファイアクリスタル
ケース径 44mm
ケース厚 18.1mm
重量 220g
防水 3900m
ムーブメント 自動巻き クロノメーター
キャリバー Cal.3135
振動数 28,800振動
パワーリザーブ 48時間
製造期間 2008年~
ディープシーという腕時計
やはり特筆してヤバいのは防水3,900mという点。
普通に生活していて水深3,900mの場所で飯食ってることなんてまずありえませんから、ここまでくるともはやちょっとやそっとの水攻めは全く効かないよって感じ。
全ての腕時計の中でも防水性能だけでいうとトップなんじゃないかな?
2018.12追記:防水4000mのウブロの時計があるそうです(笑)
そのようなオーバースペックからか、販売当初はあまり人気がないデザインだったようですね。
見た目もかなりゴツい時計で、重厚感もハンパないです。
スーツを着てもゴツすぎて袖に隠れないので、間違いなくビジネス向けの時計ではありません。
このような完全にスペックが1人歩きしているような時計だから一般の方にはあまり需要がなかったのかも。
ですが何が起こるかわからないのが腕時計業界。
ここから価格が高騰します。
2015年にプレミア価格に!
その後、なぜかはわかりませんが大きめの時計のブームが来ました。
ゴツい時計ブームに背中を押されるようにディープシーの価格も高騰し、2015年には定価を大幅に上回る約125万円ほどの価格で取り引きされるように・・・。
なにが起こるかわかりませんよね、価格が高騰するほんの2年ほど前まで実勢価格81万円ほどでしたから。
私がこの時計と出会ったのはプレミア価格で取り引きされるようになってからです。
外商がついたのがキッカケ
その頃私は、少し入用があって大手百貨店で100万円くらい買い物をしました。
その時に外商を勧められ外商担当者がつくようになったのですが、これがけっこう気の合うやつで。
少し付き合いをしているとある日、外商から1本の電話がありました。
その電話こそディープシーとの出会いです。
「あまり入らない時計が入荷されたんですが見に来ませんか?」
といったシンプルな電話だったのを覚えています。
興味があったので見に行くと早速別室案内。
店頭には出せないという理由で出てきたのが後に購入することになるディープシーです。
ディープシーの第一印象
ダセぇwwwww
でした。(笑)
当時は腕時計にもあまり関心がなかったということもありますが、正直そそられるようなデザインではなかったのを覚えています。
でもやたらと外商とロレックスの担当が推してくるんですよね。
足元見られてるんじゃないかと思って、その場で時計に詳しい後輩に電話しました。
「外商にディープシーって時計を・・・」
即答だった。
即答、なんだったらちょっと食い気味で「買いです」と後輩に言われましたね。
なんだか色々説明されましたが、要するに「今手に入らないモデルだ」って。
その電話が購入の決め手になって、半信半疑で購入したのを覚えています、
「後輩に聞いたら買えだって。」と外商に言うと「だから言ったじゃないですか!」って外商にめちゃくちゃドヤ顔されましたね。(笑)
その後価格がさらに高騰!
特に私の買ったDブルーというモデルはカラーモデルの中でもダントツの人気だったということもあり、さらに価格は高騰。
正直なところ、あまりデザインが好きじゃなかったということもあり、手放すことに。
2年ほど愛用しましたが、そっくりそのまま、なんだったら少し色がついてお金返ってきましたね。
外商さん、後輩くん、ありがとう。
さいごに
今回は私のロレックス シードゥエラー ディープシーの購入経緯をご紹介しました。
正直なところ、最初から若干投機目的な部分もあったので、嬉しかったですね。
ただ、今回のケースは半ば仕方なく(?)購入しましたが、絶対に納得のいくデザインや性能のものを買うべきです。(笑)
私は宝くじ、それもスクラッチクラスの小額が当たったようなもの。
でも外商や時計店の店員さんとはネットワーク持っとくべきだということは痛感しましたね。
奴ら、プロですから。
本日も一読ありがとうございました!