今回は2018年に起こった大きな出来事をまとめてみました!
2018年も嬉しい話題から悲しい話題までたくさんありましたね。
皆様の記憶に残っているのはどのようなニュースでしょうか!?
それでは早速ご紹介していきます!
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さよなら築地市場!
2018年10月6日、世界最大級の魚市場として「日本の台所」と呼ばれてきた東京都中央卸売市場築地市場が83年の歴史に幕を閉じました。
築地市場は1935年に開場し、1987年には水産物の取扱量が81万トンにまで拡大。
まさに日本の台所と呼ばれるに相応しく、長年に渡り日本の食文化を支えてきましたが、その一方で老朽化が深刻化されていました。
解体後の移転先は3キロほど離れた豊洲市場。
オープンした11日の初競りには多くの人が来場していました。
築地は解体され、2020年の東京オリンピックで選手達を競技会場に運ぶ車両の駐車場となります。
日本各所で豪雨、猛暑
2018年は災害と呼べるほどの豪雨や猛暑も各所で発生しました。
特に6月から9月にかけては、偏西風と呼ばれる西から東に吹く風が原因で、48時間の雨量が観測史上最多を更新する地点が相次ぎ、各所で大被害をもたらしました。
西日本は豪雨・台風被害
2018年7月6日~9日にかけて西日本を中心に降った豪雨は、あまりの威力から土砂崩れや川の氾濫を引き起こし、死者と行方不明者は15府県で230名を超えました。
また、同時期の台風発生数も観測史上最多。
9月4日に日本を襲った台風21号は関西国際空港の一部が浸水してしまうほどの威力でした。
東日本を中心に猛暑被害
6月~8月の平均気温も観測史上最高を記録しました。
各地で35度を超える猛暑日が連日続き、埼玉県熊谷市では過去最高気温の41.1度を記録。
この3か月間で熱中症被害にあった方は約9万人に達したといわれていて、150名以上が熱中症が原因で亡くなりました。
北朝鮮が非核化を約束!
2018年4月には、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働委員長が、11年ぶりに南北首脳会談に臨みました。
両氏が各国の軍事境界線を手を繋いでまたいだ姿はまさに歴史的と言えるでしょう。
朝鮮半島の完全な非核化や、朝鮮戦争の終結を約束するなど、歴史に残る会談となりました。
アメリカが関税変革!
2018年3月にはアメリカのトランプ大統領が関税の変革を発表。
鉄鋼は25%、アルミニウムは10%にするという内容でした。
関税とは各国が輸入にかける税金のことで、当然関税が上がると輸入品は高くなります。
これにより、影響を受けた国々は”目には目を!”と言わんばかりに、アメリカからの輸入品の関税を引上げ対抗、貿易戦争のような展開になりました。
スポーツ業界でパワハラ問題が相次ぐ
2018年4月にはレスリング伊調馨選手がパワハラ被害を発表、5月には日本大学アメリカンフットボール部の監督とコーチが選手に対して悪質なタックル指示、さらに8月には体操の宮川紗江選手へのコーチの暴力など。
行き過ぎた教育や指導が問題へと発展する2018年となりました。
財務省が公文書の書き換え
公文書とは国や役所が作った文書のことで、国民の知的財産ともいえます。
嘘偽りが許されるはずもない公文書が、財務省によって都合良く書き換えられていたことが2018年3月に明らかとなりました。
大阪市にある森友学園に、国の土地が8億円も値引きされて売られていたという内容で、学園への特別扱いがあったのではないかと国会で問題になりました。
その後、森友学園は開校を断念、国によって土地は買い戻されましたが、国民に動揺と不信感を与える大きな出来事となりました。
日本18件目の世界文化遺産誕生!
江戸時代にキリスト教が禁じられた歴史が伝えられた”長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”が2018年6月に世界文化遺産に登録されました。
世界文化遺産には、有名な原爆ドームや屋久島があり、それらと合わせて国内では18件目、自然遺産を合わせると22件目の遺産です。
将来の日本は18歳から成人に!
18歳成人、22年4月から 改正民法が成立:日本経済新聞 https://t.co/8pUuFQV5yv
— ハウスクリーニングのオフィスねこの手 (@officenekonote0) November 14, 2018
成人年齢が2022年4月から18歳になる改正民法が2018年4月に成立しました。
1876年に20歳で成人と定められて以来の変更となります。
これにより、成人年齢に関する22本の法律が改正される事となりますが、最も身近とも言える飲酒や喫煙、公営ギャンブルなどは引き続き20歳からとなっています。
旧優生保護法を国を提訴
旧優生保護法とは、1948年に施行された「生まれて良い人と良くない人を国が決める」というなんとも身勝手な法律。
その後1996年に見直されましたが、優生保護法の適用当時に子供が産めなくなる手術を強要されたとして、宮城県の60代の女性が2018年1月に国に対して裁判を起こしました。
この女性の他にも全国各地に16500人もの人が手術を強要されたとし、各地で提訴する動きが広まりつつあります。
北海道で大規模な地震発生
【厚真町富里】
東和地区より更に北東に進んだところに位置する地域。浄水施設が土砂崩れにより倒壊した。また地震動による道路損壊や倉庫倒壊を確認した。複数人が犠牲となった。#北海道胆振東部地震 #北海道地震 pic.twitter.com/2bD8m2pZBs— 入間河 洸 (@shinsai311) November 9, 2018
2018年9月には北海道で最大震度7の地震が発生しました。
山間部の土砂崩れなどによる崩壊面積は国内最大で、36名の方が亡くなりました。
また、北海道内の多くの電力を担う火力発電所が地震により緊急停止したことで、電力の発電量と使用量のバランスが崩壊し、北海道全域で大規模な停電が起きました。
さいごに
2018年を振り返ってみましたが、個人的には災害による被害が一番印象強い年でした。
地球温暖化が進む中、2019年はどうなるのでしょうか・・・。
平成最後といわれる2018年、皆様の印象に残るニュースはありましたか?
本日も一読ありがとうございました!