入れ墨やタトゥーを入れた方の中には、入れた当初は想定できなかったデメリットが発生したり、想像以上の反感や批判を受けたという方もいるかもしれません。
中には単純にそのデザインに後悔しているという方も多いようで、入れた当初と現在とで感性が異なったり、若い頃はかっこいいデザインでも歳をとるにつれて恥ずかしく思えてきたという方もいらっしゃるようです。
刺青の除去方法は、代表的なレーザー治療の他にも、刺青の入っている部分を切開して縫い合わせる切縫法など様々なものがありますが、今回は一番受診者の多いといわれているレーザー治療に焦点を当ててご紹介します。
そもそも除去できるの?
結論だけで言うと除去は可能です。
ただし、タトゥーの大きさ、インクの量、その他体質など、どれほど綺麗に除去できるかには個人差があるようです。
元の地肌のように綺麗に除去できる方もいれば、火傷跡のようになる方、また、人によってはほとんどインクが抜けないケースもあるようです。
ちなみに私の知人ケースだと、普段は地肌のように綺麗なのですが、お酒を飲むと刺青の彫り跡が浮かび上がって来るという逆にカッコイイ人もいます(笑)
レザー治療ってどんな治療法?
今回焦点を当ててご紹介するレーザー治療は、その名の通り、医療用のレーザーを用いた治療法になります。
インクだけを除去するのではなく、皮膚組織そのものを破壊します。
タトゥーを皮膚ごと焼ききってしまい、その後、自然治癒で元の肌に戻します。
もちろん施術後は大半の病院で塗り薬が出たり、アフターケアまでしてくれる病院がほとんどですが、焼ききった後はあくまで自然治癒なので先ほどご紹介したように綺麗に地肌に戻る人と火傷痕のようになる人など個人差があるようです。
どんな痛み?
痛みに個人差があるのはタトゥーを入れる記事でもご紹介しましたが、除去の際も個人差があるようです。
別の記事:【刺青】背中のタトゥーはどれくらい痛い?
「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現する方もいますし、はたまた「機関銃で射撃されるような痛み」という方もいます。
どちらも少しオーバーかなと思いますが、私の知り合いはどちらかといえば後者、入れる時とは比べ物にならない激痛と言っていました。
まあ常識的に考えて、皮膚組織を焼いてるんですから痛くないわけはないでしょう。
術後は?
術後はそれほど痛みはないようです。
これも火傷という表現が一番適していて、ヒリヒリする痛みはあるようです。
患部や大きさにもよりますが、一般的には1~2週間ほどで痛みも引き、患部も治るようです。
なので、術後は1ヶ月ほど回復に専念し、1ヶ月経ってもまだ痕跡が残っていたり、火傷の跡のような状態になっていたら妥協するしかなさそうですね。
値段はいくらくらい?
価格ですが、色々な病院を参考にしていると大体どこも1cm×1cmで約1万円ほどです。
以下、早見表になりますのでご自身の状態から大体の相場を参考にしてみて下さい。
タトゥー除去にかかる費用早見表
タトゥーの大きさ | 金額 |
コインサイズ | 約 3万円~6万円 |
たばこサイズ | 約 7万円~14万円 |
はがきサイズ | 約15万円~20万円 |
それ以上のサイズ | 約20万円~ |
この早見表を見てお気づきの方も多いかと思いますが、タトゥーを入れる時とは比べ物にならないくらい高いです。
やはり医療技術と認められていないタトゥーの施術と、日本に医療技術として認定されているタトゥーの除去費用とでは雲泥の差があることがわかります。
さいごに
色々とご紹介させていただきましたが、タトゥーの除去を検討中の方はとにかく良い病院選びが重要になります。
記事内でご紹介した個人差というのは、個人の自然治癒能力に加えて、施術する病院の個人差も含まれてきます。
実績のある病院はもちろんですが、どんな施術法か、アフターケアはしっかりとしてくれる病院なのか等、かつて彫り師さんを選んだ時と同等の慎重な判断が必要ですね。
東京都にはなりますが、病院選びでお困りの方は池袋のサンシャイン美容外科で一度無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
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