前回の記事では日本の歴史や文化からタトゥーや入れ墨に対する世間の認識をご紹介しました。
前回の記事:タトゥーは何故隠す方がいいの?
要するに、タトゥーや刺青を入っていることでのデメリットは多いということなのですが、一概にデメリットといってもタトゥーの大きさ、デザイン、どこに入れるかによって変わってくるものです。
今回は入れる場所や大きさ、デザインなどによって変わってくるデメリットについてご紹介していきます。
タトゥーの大きさ
大きさや範囲によってもデメリットは変わってきます。
少し誤解を招く言い方になりますが、コインサイズほどの小さいデザインだと事実上入っていないも同然です。
といいますのも、一番身近なタトゥーや刺青の露出が禁止されている施設にプールやスーパー銭湯というものがあります。
こういった施設でも大きめの絆創膏などで隠せば問題なく入場できるので、タトゥーや刺青の入っていない人とほぼ同等に楽しめるかと思います。
ですがこれも判定はグレーなところ。
そもそも入場をお断りしている施設には本来入ってはいけませんし、隠せるからOKというわけではないので理解しておく必要があります。
タトゥーをいれる場所
どうやっても隠すことが現実的に不可能な場所と、隠すことが容易な場所とでは及ぼすデメリットは全然違います。
例えば、手の甲や首などにタトゥーを入れてしまうと一時的には手袋やハイネックTシャツなどで隠せますが、事実上全てのシーンで対応することはできません。
逆に私のように背中であればたとえ背中一面であってもTシャツ1枚着れば全て隠れるので、服を着るシーンであれば入っていない人となんら変わりません。
女性であれば耳の裏、男性であれば足の甲に入れる人が多いのはこの様にいつでも隠せるという利点からなのではないでしょうか。
タトゥーのデザイン
これは刺青でも人気のデザイン、般若面の画像です。
魔除けの意味が込められていて、それが転じて幸福が降りかかるとも考えられている非常に縁起の良いデザインです。
ですが実際どうですか?
・・・はい、明らかに怖いですよね。(笑)
これがデザインの及ぼすデメリットで、残念ですが刺青やタトゥーに理解のない方にとっては威圧的に捉えられるデザインです。
ワンポイントの可愛いハートのタトゥーが入った女性と、背中一面に般若の顔が入った女性とでは印象は明らかに違いますよね。
他人からどう思われたって好きなデザインを入れれば良いのですが、デザインによってその人の印象値は変わるというのも理解しておきたい点です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
私は背中一面にタトゥーが入っていますが、ごくわずかなシーンを除いて比較的デメリットの少ない場所だと思っています。
大きさ、場所、デザインによるデメリットもよく理解した上で検討してみて下さい。
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