ネットオークションやフリマサイトは残念ながら偽物やコピー品が大量に出品されています。
特に高額なブランド品はコピー品の作成にかかる費用に対して、売値との差額が大きい分、コピー品や盗作の対象になりがちです。
私の大好きなゴローズもその対象となっています。
結論から言えば、ネットオークションやフリマサイトに出品されているゴローズは95%が偽物、なんだったら相当目利きに自信のある方以外は100%偽物だと思っていただいて構いません。
では何故ゴローズはこれほどまでに偽物が多いのか。
今回は主にゴローズに偽物が多い理由とそれでもゴローズを手に入れたい方向けに記事を作成しました。
偽物とコピー品の違い
そもそも偽物とコピー品の一般的な解釈というか、この記事における定義を定めたいと思います。
偽物
明らかに既製品に限りなく近づけたデザイン、悪意のあるもの。
もっと簡単に言うと「噓をついている」ということです。
例:「コレクターの方に譲ってもらいました!」「自身購入です。」
あくまで噓をついているという前提ですが、この様なキャッチフレーズをよく見ますね。
コピー品
ゴローズに似たデザインのノーブランド品、盗作品。悪意というよりかはスケベ心。
こちらはゴローズであるとは言っておらず、タイプ品だということで需要を狙っています。
例:「ゴローズ好きにはオススメです!」
まぁこちらもアイテムに込められた意味や創立者の高橋五郎氏を知っていれば買うことはないでしょうが・・・。
偽物はとにかく悪意がある!
この説明で明らかなのは、コピー品に関してはまだしも偽物に関しては明らかに人を騙そうとしている悪意があるということですね。
では何故ゴローズの偽物がここまで出回るのでしょうか。
価格帯と中古相場
冒頭でも書きましたが偽物は価格の高いブランド品などをターゲットに作られることが多いです。
これに関しては簡単な理屈で、製作にかかる費用に対して売れる値段が高いためです。
同じ製作費でも高く売れるにこしたことはないですよね。
ゴローズに関しても、ほとんどのアイテムのメイン素材はシルバーです。
どうせシルバー素材で偽物を作るなら2万円で売れる商品じゃなくて5万円で売れる商品を製作するのは当たり前といえば当たり前かもしれません。
このあたりがゴローズやクロムハーツに偽物の多い理由です。
また、中古相場も大きく関係していて、普通のシルバーアクセサリーの中古品ともなれば半値、いや、それ以下の価格帯で推移するでしょう。
ですがゴローズは中古相場が値崩れしないどころか、店頭で買うよりも高く売れるアイテムも多々存在します。
これには希少価値というのが大きく関わってきます。
アイテムの希少価値
ゴローズの新品を買おうと思うと例外なく店頭で買う以外他ありません。
しかも以前の記事にも書いたように、店に出向けば必ず手に入るというわけでもありません。
毎日並んでもお目当ての商品を買うことはおろか、そもそも店頭に並んでもいないような状況が毎日、というよりかそれがゴローズの日常です。
つまり、需要に対して供給数が圧倒的に少ないということ。
ここから生まれるのが中古価格の高騰です。
当然なかなか手に入らないわけですから、買いたい人が溢れてどんどん値段と希少価値が上がってきます。
この圧倒的な供給数の少なさを狙って偽物は作られるわけですね。
これも当然といえば当然なのでしょうか。
経年の劣化=価値になる
ゴローズコレクターの中には、新品同様のピカピカのアイテムよりもシルバー特有の経年の使用に伴う硫化やいぶし銀になったアイテムも人気です。
一般的な商品であれば使えば使うほど価値は下がっていきますし、昔の型番より最新型が人気ですが、ゴローズに関してはそうもいかないということです。
経年のシルバーの劣化がまた希少価値を見出したり、廃盤となった旧モデルを探すコレクターも大勢いて、これもまた中古相場高値を支える大きな原因といえます。
中古相場が上がるということは中古にも需要が集まっているということですので、それを狙った偽物が多く出回ります。
どうすればゴローズの本物が手に入る?
この記事の論点は最終的にここにいきつくでしょう。
結論から申し上げますと、並んで買う以外ありません。
自分で長時間並んで、自分の目で商品を見て、手に取り、その場で買う。
非常に単純なことですが、これ以外でゴローズの本物を手に入れることは難しい市場になってしまいました。
ですが、それでもどうしても欲しい!という方にはいくつか私からご提案があります。
RINKANで買う!![]()
ゴローズの買取ショップで販売も行っている中古ブランド店です。
ゴローズの目利きに関しては間違いなく日本一でしょう。
烙印などの見てわかりやすい部分はもちろんですが、細かな彫り部分や0.1g単位の重さ、0.01mm単位での大きさなどから本物か偽物かを見極めて買い取りを行っている業者です。
ゴローズコレクターの間でも知らない人はいないほど信頼できる業者で、私も唯一ここからなら買っても良いと思うショップです。
楽天市場にオンラインショップを出店しているのも魅力で、東京まで並びに来れない方が本物を手に入れる唯一の手段といっても過言ではありません。
それほど有名なショップですので品揃えはもちろんですが、磨きなどのメンテナンスもバッチリです。
東京まで並びに来たのにアイテム入手はおろか店にすら入れないなんて状況になるなら選択肢のひとつにいれてみてはいかがでしょうか。
ですが、あくまでゴローズから仕入れてるわけじゃないので在庫に限りがあります。
お目当てのアイテムを見つけた際にはお早目に・・・。
TADY&KING
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ゴローズのようなインディアンジュエリーブランドやシルバーアイテムブランドはいくつかありますが、限りなくゴローズに近い正統派といえばまず間違いなく一番に名前が挙がるブランドでしょう。
ゴローズは無理だけど同品質でゴローズぐらいカッコイイものが良い!という方はTADY&KINGをおすすめします。
RESISTというショップが販売していますのでこちらも一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。